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年齢を超えた子どもどうしの人間関係


Finには、1年生から5年生までの子どもたちが毎日12人(少ない日)〜18人(多い日)ほど集まり放課後の時間、長期休暇中は朝から夜まで一緒に過ごしています。家族や親戚でもない異年齢の子供たちが集まる場は意外と(?)少ないので、よく「学年が違っても一緒に遊ぶの!?」と質問されます☺️


学年が違っても、もちろん一緒に遊びます。 さらには小学校も皆さまざまでFinの近隣の公立小学校4校に加え、私立小学校に通うお子様もいるので学校とはまた違う社会が形成されます。「今日は同じ学年のお友達がいなくてやだな」「今日は、(自分と同じ)男が少なくて 遊ぶ人がいないな」と呟くお子様もいますが(笑)気がつくと、近くの友達との遊びをみつけていっしょに笑って過ごしていたります。


子どもたちのコミュニケーション能力や柔軟性も、素晴らしいです!ゲームをしていても1年生はルールがわからずに何度も違反をし、上級生が怒ったりイライラすることもありますが、「そのうち、わかるようになるよ」と年下のお友達の幼さを受け容れる包容力を見せてくれる子どももいますし、「1年生とゲームするとズルをするから、つまらない。一緒に遊ばない」と距離を置く子どもも。

自由時間は、子どもたちの自由。下級生を一緒に遊ぶことは強制しません。一緒に遊びたくなければしばらく距離を置くのも良いことだと推奨しています。

それでも・・・数週間、数ヶ月経つと仲良く一緒に遊んでいたりします。お互いに、相入れない部分を譲歩しあったり、成長をしているのだと実感する時です。


私たちスタッフが気をつけていることは、「年上だから我慢しよう」など属性によって子どもに考え方を強要しすることはできるだけしないように。また、「大人の人と遊びたい」という子どもと過ごしている時には、周囲にも目を配って👀遊びに加わりそうな子どもがいたら、声をかけて 場が盛りあがってきたらスッとその場から抜けて少し離れたところで見守るという「スキル」も身についています(笑)


この1年間、Finでは「子どもたちが主体となって遊べるように」ということをスタッフ間で共有しながら進んできました。もちろん、大切なお子様たちを預かっているので目は離しません。ですが、2017年からKIDS PORT Finを運営してきて"子どもたち同士で遊んでいる時の方が、子供のスキルが磨かれている”ということを強く実感もしています。


もうすぐ、あたらしい1年生がはいってきます。私たちスタッフも、<子どもを見守り、子どもどうしを繋げるプロ>としてスキルを磨いていきたいと思っています🌸

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