KIDS PORT Finの高野です。こちらのブログにフィンランド教育のこと・Finでのアクティビティや子どもたちとどのように接しているか? などなど、シェアしていきたいと思います。
↑の写真は、直訳すると「問題解決ヘルパー」なるポスターで (確か・・・)フィンランドのプリスクール*で見かけたものです。
*フィンランドでは、保育園と小学校の間の1年間 プリスクールに通います。(プリスクールのお話はまたこんど^^)で見かけたものです。
子どもたち同士での問題は、小学校や保育園などでは日常茶飯事。大きなことから小さなことまで日々起こります。KIDS PORT Finではお子さまたちの気持ち・”全体としてフェアな場であること”を大切にしているため、問題が起こった場合はスタッフが対応しているのですが 「もう少し、子どもたちの力で解決できるようになったらいいな。子どもたちにもそのスキルはあるはずだ!」と思っていたところでした🤔
そんな時にフィンランドでこのポスターを発見。
これを見ながら、たとえ先生が別のことをしていても「これならできる」「今回は、あれにチャレンジしてみようかな」と子どもたち自身で選んで解決へのステップを踏むことができます。
内容は・・・フィンランド語で書かれているのでわかりずらいですよね💦
「じゃんけん👊✌️✋」は分かりますね(笑)
それ以外を意訳したものを掲載します。
私たち、ふだん学童保育をしていて 喧嘩や嫌な気分になってしまった子どもたちには「他のことをする」や「その場から逃げる」といった方法はとても有効だと感じています。
その他の「きにしない」「おちつくまでまつ」などは、幼い子どもたちには難しいかもしれませんが”気にしない練習” ”待つ練習”であればすることができますね。
フィンランドの保育園や小学校というと「みんな学力が高くて、落ち着いているのでは!?」というイメージを持っている方もいるかと思います。確かに、フィンランドの教育・保育の現場では昔から”落ち着くこと””お互いの意見をきいて、平等に”といったことが大切にされていますが
近頃は子どもたちを取り巻く環境も変化していて(経済や戦争など)、子どもたち同士のトラブルも増えています。そんな中での、フィンランドらしい(自立を促す・視覚でわかる・複数のオプションがある)やり方だな。と思ったポスターでした!
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